交通事故㉚
Aちゃんは順調に回復しHCUから移動することになった。
移動先は耳鼻科でこの病院の中で一番古い病棟になった。おまけに6人部屋。
HCUは病院で一番新しい病棟。
HCUでは4人部屋にトイレが付いていて、洗面台も付いていたが、耳鼻科病棟はAちゃんの病室から一番遠い所に1か所あるのみ。おまけに小中学校のトイレのように古い。もう一つおまけに洗面台もトイレのみ。
天国から地獄だった。
隣のおばあさんは痴呆が入っているので、1日中電話をしているかのように話し続ける。
Aちゃんは車いすでしか移動できないので、トイレは早めに行かないと間に合わない。
こんな状況なのにトイレから一番遠い病室にするなんてあんまりだと思った。
それでも1日は我慢した。
Aちゃんを不憫に思ってくれた耳鼻科の看護婦長が話に来てくれた。
看護婦長「Aちゃんごめんね。今はここしか空きベッドが無くて。辛いよね。今病室の調整をしてもらってて、今日中には小児病棟の個室に入れる予定だから」
Aちゃん「全然平気です。ありがとうございます」
私「Aちゃんよかったね」
昼から早速小児病棟へ移動が決まった。
小児病棟は2番目に新しい病棟に入っていた。
おまけに個室。
壁紙も可愛い動物柄。
子供に付き添って、親も泊まれるように、ソファベッドになっており、お風呂も親子で入れるようになっていた。
もちろん部屋にトイレも完備され、何より広い。12帖はあったと思う。
看護師さんのレベルも各科で全然違う。
HCUは若いのにテキパキできる看護師さんがそろっていた。
してほしい事を言わなくても、何でもしてくれた。
Aちゃんが初めての入院で、これをお願いしていいのか悪いのか分からないのを分かってくれて、先に手伝ってくれた。
そんな生活を1週間していたので、それが当たり前だと思っていた。
それに比べて耳鼻科病棟の看護師は酷かった。
命の危険がないからか、トイレに行きたいのでナースコールをしても全然車いすを持ってきてくれない。歩いて行く事は不可能でトイレの場所もすごく遠いのに全然来てくれない。
なのに「あーしてください。こーしてください」などはすぐに言う。
次の小児病棟は独特の看護師だった。
もうAちゃんは中2だったのに、赤ちゃんのように接する。
今までだったら
看護師「Aちゃん、排便どうですか?」
と毎日聞かれていたが、小児病棟では、
看護師「Aちゃん今日はウンチ出たかな?」
と聞かれる。
小児病棟の個室は広いので、車いすを常に部屋に置いておけた。
Aちゃんはなるべく看護師に迷惑をかけないようにと、その車いすを使って、自分でトイレに行き、飲み物も自分で取った。
看護師「Aちゃんはホント手がかからなくて、もっと頼ってくれていいんだよ。そのために私たちはいるんだから」
と注意されていた。
同じ病院でもこんなにも看護師の質が違うことに驚いた。
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